10月の読書

2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:494ページ

光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島感想
「物語を聞く」ということは(読む、というより、「聞く」でした)ことは、これほど、心を落ち着かせてくれるものなのか。慰められるものなのか。たぶん、この物語が(心の)真実だから、と思う。惨い記憶を抱えつつ、今日を生きる小さな人々の日々の真実が、心を打つ、というよりも、心を包み込む。心の隣にすわってくれる。わたしは、確かに、あの人たちの隣にいた。
読了日:10月30日 著者:朽木祥
花びら姫とねこ魔女花びら姫とねこ魔女感想
孤独と頑なさをほどく「とくべつ」は、なんとも愛おしい。「とくべつ」が作用するとき、世界が本当に美しくなる。花びらに包まれるように。「とくべつ」はさりげない。「とくべつ」は自分の存在を「とくべつ」だと意識しない。誰かの大切な「とくべつ」たちが一気に駆けてくる場面は圧巻でした。
読了日:10月21日 著者:朽木祥
それでも人生にイエスと言うそれでも人生にイエスと言う感想
(再)
読了日:10月7日 著者:V.E.フランクル

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