2009-06-08 風さん 風さんジビュレ・フォン・オルファース秦理絵子 訳平凡社★★★★ 子どもがひとりで、駆けたり立ち止まったり、ぐるぐるまわったり、ぶつぶつ言いながらときどき笑ったりしているのを、そーっと黙って眺めていた。 そんな時、あの子は、だれか私には見えない友達と過ごしていたはず。 見えている友だちと遊ぶのも好きだったけど、見えない友だちと過ごすのも好きだった遠い日のあの子のことを思い出しました。