わたしのおかあさんは世界一びじん

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わたしのおかあさんは世界一びじん (1985年) (ゆかいなゆかいなおはなし)
B・ライアー さく
R・ガネット え
光吉郁子 やく
大日本図書
★★★★


挿絵の女の子の顔がかわいくない(←もちろん、これでいいのです。笑)ので、この挿絵画家さんの、これがスタイルなのかと思ったのですが・・・「エルマーのぼうけん」の画家さんだった。(今まで気がつかなかったなんて。大汗)

ウクライナ地方の民族衣装や、台所の家具調度の模様など、すてきで、実物を見たくなります。
それから、夏の暑い日の稲刈りの、かんかん照り付ける中の、あの汗とチクチクさす藁束のいたかゆさが、肌の上に蘇ります。・・・北のロシアの麦畑の刈りいれ、高温多湿の日本とは比べられないでしょうけど。
まいごをかこんでのお母さん探しの場面。田舎人はあったかいです。

と、そんなことはどうでもいいこと。
だって、ほんとうにお母さん、美人なんです。ただの美人じゃありません。世界一の美人なんです。
で、付け足しますと。
このおかあさんは世界一の果報者です。絶対。