2005-03-06から1日間の記事一覧

『狐笛のかなた 』 上橋菜穂子

>りょうりょうと風が吹き渡る夕暮れの野を、まるで火が走るように赤い毛なみを光らせて、一匹の子狐が駆けていた。これが冒頭の第一文です。「しまった、やられた、いきなり、捕まっちゃった!」という感じでした。一気に読まずにいられませんでした。 翻訳…