2004-11-30から1日間の記事一覧

『山のむこうは青い海だった 』 今江祥智

「鶴は南へ飛ぶ――息子の次郎より」と母宛の手紙を残して、母の郷里(父のお墓がある)へ旅に出た中学1年生の山根次郎。 自立の旅のつもり。父の墓参りが、「ピンクちゃん」(恥かしがり屋で、すぐ赤くなるから)と呼ばれていた彼を変えるきっかけになるはず…