- 作者: まはら三桃
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/04/19
- メディア: 単行本
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ちょっと懐かしい感じのギャグ漫画を思い浮かべる。
人物が、平面的な漫画のキャラクターになって浮かぶ。
情景やエピソードは、コマ割りつきで見えてくる。
・・・作者は、そういう雰囲気、狙ったんでしょうかねえ。
一巻から時は流れ、草多は、もうちょっとで和漢学園の二年生になるところから始まる。
わずか一カ月ご無沙汰しただけなのに、なんだかすごく大きくなったような気がするよ。
一巻よりもどたばたしているように感じたけれど、あれやこれやの場数を踏みながらちゃくちゃくと成長しています。
そんなばかな・・・などと声を出して言いつつ、やっぱり楽しかった北海道でこぼこツアー。
ミツバチの話、よかったねえ。しみじみ。
双子の夏の土産話、ゆっくり聞かせほしかったな。
いろいろな謎は、一巻にひきつづき謎のままだけれど、ぼーっとしていたものが、やや明るくなってきた感じ。
(たとえば、草多の出生に関わる謎は、どの辺を掘り起こせばいいのか、その方角にあたりをつけてみた。どうだろうねえ)
牧野教授の大学時代の同期五人、気になるなあ。
それから、このたび現れた(?)スペインの魔女に惹かれるな。
「気まぐれ」のほうはなぜか気にならない。
ということで3巻もやっぱり楽しみなのだ。