野菜のたし算ひき算

おいしく食べてきれいになる！野菜のたし算ひき算

野菜の｢食べ合わせ｣の本です。
合わせ方によって、食品の持つ栄養素をからだに取り込みやすくしてくれたり。破壊してしまったり。
それを加減乗除になぞらえて教えてくれるので、わかりやすいです。
相乗効果（掛け算）や相加効果（足し算）を生む食べ方、
逆に相殺効果（引き算・割り算）になってしまう食べ方があるそうです。
上手に食べて、いつまでも健康で美しくいましょう＾＾

さまざまな野菜を一点ずつ順番に取り上げて、その性質を簡単に解説し、
プラスになる食べ合わせ・マイナスになる食べ合わせの例をあげ、
さらに、その野菜を使ったプラス的レシピ（？）を紹介してくれます。ありがたや。
この二つの取り合わせは合うような気がしてたよ、やっぱりね、と思うものもあれば、
昔から普通に合わせて食べていた取り合わせが意外にもＮＧだった、というのもあり。
勉強になりました。
いい加減なわたしだもの、これを読んだら即実行！なんて最初から思ってはいないけれど、
それでも、それぞれの性質や相性を知らないよりは知っているほうがずーっといいのです。
たとえば、相性の悪い野菜同士をいっしょに料理しようと思ったら、
どちらの野菜にも相性のいい子をいっしょに連れてくるとか、
同じような食べ方を続けない、とか、
少しは考えてみよう、と思う。

あとがきで、食べ合わせを、人間関係に例えているところがおもしろかった。
苦手な人ともうまくやる料理法や別の食材との合わせ方もきっとある。
野菜に学ぶところは大きいかもしれない。