The Otterbury Incident / C.Day Lewis / a Puffin Book
瀬田貞二訳「オタバリの少年探偵たち」の原書。図書館で発見。わーいわーいと借りたはいいけど、なかなか読めずにいるうちにもう返却日が目の前!あわてて読みました。
邦訳本は残念ながらただいま絶版。(復刊を強く望みます。復刊ドットコムへの投票はこちら)
物語の感想は、ちょっと古いけどこちらに書いていますので、重複しないように…
"Incident"=事件。ですが、ここでは、その出来事(空襲で破壊された)が起きた区画を表しています。子どもたちがそう呼んでいるのです。"Otterbury Incident"
瀬田さんの訳では「どかん場」(空襲でどかんとやられたから)となっていたことを思い出した。素敵。
子どもたちが飛び回る話が好きなので、楽しく読めました。歯切れがよくて、くすっとさせるユーモアもいい感じ。
邦訳本を読んだときも、子どもたちの名前を覚え切れなかったのですが、今回もやはり駄目だったなあ。でもおもしろかった。
ラストシーンでの校長先生の最後の言葉が大文字になってる(笑)
"QUIETLY!"
でも、きっと子どもたちには全く聞こえてない^^