Encyclopedia Brown: Boy Detective

Encyclopedia Brown: Boy Detective  / Donald J. Sobol(著) / Skylark


Leroy Brownは、10歳の少年。彼の頭の中は、彼が本から仕入れた知識でいっぱい。だから、みんなは彼のことをEncyclopedia(=百科事典)と呼ぶ。人呼んでEncyclopedia Brown。
彼は夏休みに、自宅のガレージで、一日25セントの報酬で探偵事務所を始めます。
相棒(兼ボディガード?)はソフトボールが得意な女の子Sally。
ギャング団TigersのリーダーBags Meanyというライバルもいたりして、ちょっと前のアメリカの田舎町の子供達の日々がいきいきと描かれていて、いい感じです。
平和な街で、Encyclopediaが依頼される事件は、子供同士のいざこざ、というか謎の掛け合いみたいなもの。あるいはおとうさん(町の警察署長)が抱えた事件を解決したり。
解決してしまえば「なあんだ、そんなことだったの」なのですが、自分では一個も解けなかったの^^
この本には、Encyclopediaが解決した10の事件が収められています。
解決編だけ最後のほうにまとめて載っているので、謎解きをゆっくり楽しめます。わたしは、すぐ種明かしを見ちゃった。