『白い馬をさがせ』  D・キング=スミス

先に読了した次女に勧められて、私も読みました。

癖のある四匹が自分たちの持てる能力を提供し合いながら、同じ目的(待っている人のいる家庭)を求めて共に旅をする。
ブレーメンの音楽隊を思い出しました。
今まで頼ってきた者を今度は守らなければならないということに気がついた時、成長する者。他者に任せることを学ぶ者。共に旅しながら、自分の足りないものを見出しながら成長していく四匹。
そして、いつでも待っているやさしい存在を常に意識できること、いいなと思いました。
テンポが良くて、ユーモアに富んだ語り口。
「つぎはどうなるんだろう」と、ドキドキしながら、娘は殆ど一気に読んでしまったようです。(わたしも)

***次女、切れ切れの感想*** 「ルドルフとイッパイアッテナ」を思い出すんだよね。この始まり方は。
すごくおもしろいよ。
今度こそ(馬を)みつけたと思っても、どれも本物じゃないんだよ。
スクウィンタムがわなにかかったところ、痛い!って思っちゃったよ。
いいよね、いいよね。
最後がいいんだよ。
最後、子犬が産まれるところがいいよね。