今年のベスト
12月に一年間を振り返り、一年の前半はなんて遠いのだろう、と思うのは毎年のことなのだれど、今年は特に、前半と後半、まるでオセロの盤上の駒が一気にひっくりかえったようでした。 前半が本当に遠い昔のようで、あの本この本を読んでいたころが懐かしく…
2012年に読んだわたしのベスト3です。 『八月の光』朽木祥 『ミナの物語』ディヴィッド・アーモンド 『あさになったのでまどをあけますよ』荒井良二 ベスト9にするなら、『朽ちていった命』『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』『千曲川のスケッチ』『百年の…
【2011年】 今年の「私のベスト3」です。 『オン・ザ・ライン』 朽木祥 『虫とけものと家族たち』 ジェラルド・ダレル 『遺体―震災、津波の果てに』 石井光太 ほかには、『ローカルガールズ』(アリス・ホフマン)、『馬を盗みに』(ペール・ペッテルソン…
【2010年】 今年は「私のベスト4」になりました。 『引き出しの中の家』 朽木祥 『アメリカの61の風景』 長田洋 『通訳ダニエル・シュタイン(上下)』 リュドミラ・ウリツカヤ 『黄色い本』 高野文子ほかには、アニカ・トール「ステフィとネッリの物…
【2009年】 ?私のベスト3 (再読したものは抜きます) 1. 「風の靴」 朽木祥 物語も大好きですが、この本は、本の外でたくさんの出会いを持ってきてくれました。次々に一冊の本から新しい物語が生まれて、忘れられない体験をさせてくれました。この「風…
【2008年】 私のベスト3 1.「魔術師のたいこ」 (レーナ・ラウラヤイネン) 2.「ミーナの行進」 (小川洋子) 3.「絵描き」 (いせひでこ)「魔術師のたいこ」は昔話集ですが、物語も本の装丁も、とっても美しくて。こういうお話をもっともっと読…
【2007年】 ?私のベスト3(本) 1.「シカゴよりこわい町」 (リチャード・ペック) 2.「シカゴより好きな町」 (リチャード・ペック) 3.「ルリユールおじさん」 (いせひでこ) 1と2はともにリチャード・ペックの本を選びました。2007年は、…