今年のベスト

2013年 今年の読書

12月に一年間を振り返り、一年の前半はなんて遠いのだろう、と思うのは毎年のことなのだれど、今年は特に、前半と後半、まるでオセロの盤上の駒が一気にひっくりかえったようでした。 前半が本当に遠い昔のようで、あの本この本を読んでいたころが懐かしく…

2012年 今年のベスト

2012年に読んだわたしのベスト3です。 『八月の光』朽木祥 『ミナの物語』ディヴィッド・アーモンド 『あさになったのでまどをあけますよ』荒井良二 ベスト9にするなら、『朽ちていった命』『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』『千曲川のスケッチ』『百年の…

2011年 今年のベスト

【2011年】 今年の「私のベスト3」です。 『オン・ザ・ライン』 朽木祥 『虫とけものと家族たち』 ジェラルド・ダレル 『遺体―震災、津波の果てに』 石井光太 ほかには、『ローカルガールズ』(アリス・ホフマン)、『馬を盗みに』(ペール・ペッテルソン…

2010年 今年のベスト

【2010年】 今年は「私のベスト4」になりました。 『引き出しの中の家』 朽木祥 『アメリカの61の風景』 長田洋 『通訳ダニエル・シュタイン(上下)』 リュドミラ・ウリツカヤ 『黄色い本』 高野文子ほかには、アニカ・トール「ステフィとネッリの物…

2009年 今年のベスト

【2009年】 ?私のベスト3 (再読したものは抜きます) 1. 「風の靴」 朽木祥 物語も大好きですが、この本は、本の外でたくさんの出会いを持ってきてくれました。次々に一冊の本から新しい物語が生まれて、忘れられない体験をさせてくれました。この「風…

2008年 今年のベスト

【2008年】 私のベスト3 1.「魔術師のたいこ」 (レーナ・ラウラヤイネン) 2.「ミーナの行進」 (小川洋子) 3.「絵描き」 (いせひでこ)「魔術師のたいこ」は昔話集ですが、物語も本の装丁も、とっても美しくて。こういうお話をもっともっと読…

2007年今年のベスト

【2007年】 ?私のベスト3(本) 1.「シカゴよりこわい町」 (リチャード・ペック) 2.「シカゴより好きな町」 (リチャード・ペック) 3.「ルリユールおじさん」 (いせひでこ) 1と2はともにリチャード・ペックの本を選びました。2007年は、…