2006-06-20から1日間の記事一覧

『サラサーテの盤』 内田百閒

不思議で趣のある世界。 皮肉っぽいのだけれど、この独特の雰囲気、好きです。 中篇短篇あわせて16. 中でもすきなのが表題作「サラサーテの盤」 友人の死後、彼の遺品をなにかしら毎日「わたし」のもとに取りに来る未亡人がなんとも不気味で怖い。きわめ…