2006-05-14から1日間の記事一覧

『悪童日記』  アゴタ・クリストフ 

余白が多く、すらすら読めそうな本なのに、読了するすまでには時間が掛かった。何度も途中でやめてしまおうかと思った。でもやめられなかった。 一章読むたびに吐気がするほど衝撃的だった。 舞台は第二次世界大戦末期から戦後にかけてのハンガリーの片田舎…