2005-05-25から1日間の記事一覧

『ガラスのうま』 征矢清

ちょっと懐かしいような匂いがする幼年童話です。 「「じゅうじゅういうねぼけ声」 「(おだんごが焼けるとき)じりじりぶつぶついっていました」 「(火の玉のかけらが)たんたんたんと、はずむようにおどりまわりました」 「(雨粒が)ガラスのうまのせな…

『川の少年』  ティム・ボウラー

孫のジェスに「いまを生きろ、心の戦士となれ」と伝えてきたおじいちゃんの命が、もう終わろうとしています。 入院中のおじいちゃんは無理やり退院して、生まれ故郷に、一家(パパ、ママ、ジェス)とともに旅立ちます。 画家であるおじいちゃんは死ぬまでに…