2004-12-05から1日間の記事一覧

『ジョコンダ夫人の肖像』  E・L・カニグズバーグ

「何故、レオナルド・ダ・ヴィンチは、よりによって、フィレンツェの名もない商人の二度目の妻を描いたのだろう」という言葉でこの物語は始まります。そしてすぐに、「その答えをこっそりにぎっているのがサライです」と続きます。そもそも「モナリザ」=「…